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誤解をしやすい、高機能自閉症・アスペルガー症候群

 

 JIS:204001 こんにちは
 JIS:204002 さようなら

 

□ 基本的な特徴

@他の人との社会的な関係を持つこと、Aコミュニケーションをとること、B想像力と創造性の3 分野に障がいを持つことで診断されます。自閉症の人も同じように3 分野の障がいを有しているのですが、知的障がいの
ない人は高機能自閉症、更に、言語的なコミュニケーションに困難が見られない人はアスペルガー症候群と診断されます。

 JIS:204003 感謝する

 

@他の人と社会的関係を持ちにくい

社会的に期待されている振る舞いをキャッチすることが苦手です。その様子を一言であらわすと、人の輪の中で「浮いた存在になりやすい」といえるでしょう。

 JIS:204004 謝る

 

Aコミュニケーションをとりにくい

知識が豊富で言葉も巧みに使えるのですが、相手の立場に立って行動の選択をすることが苦手なため、情緒面での配慮に失敗をしてしまい、人とのコミュニケーションがとりにくくなってしまいます。

 

B限定的な興味嗜好(創造性)

興味の範囲が個別的で限定されやすいため、他の人からの理解が得にくく、独自の想像力などが社会の中で活かされにくいようです。限定的な興味嗜好は、極端なコレクションや反復的行為、融通の利かなさにもつながるため、周囲との摩擦を起こしやすくします。

Cアンバランスな感覚

アスペルガー症候群の人も、刺激に敏感に反応したり、逆に鈍感であったりなど、自閉症の人のようにアンバランスな感覚を有しています。(聴覚・視覚・味覚・臭覚・触覚…)

 

□ 対応・関わり

援助の基本はまず、アスペルガー症候群を理解するということです。困った行動や、風変わりな様子がみられても「人を困らせようとしている」とか「ふざけている」とは思わないでください。なぜなら、そのような行動の多くは、アスペルガー症候群の特性で生じているからです。

 

安全で穏やかな環境作り

騒々しい環境が苦手なため、静かで刺激の少ない環境の方が本来の能力を発揮できます。大声で叱ったりすることは逆効果になりますので、できるだけ冷静に穏やかな態度で話しをするように心がけてください。

 

 JIS:201012 易しい

ルールや指示は明確に

ルールは、その子の力に合わせながら表にしてみるなど、本人が分かりやすいように工夫してください。あいまいな指示や皮肉、暗黙の了解や言葉の裏などは伝わりにくいことを覚えておいてください。

 

予定は明確に伝える

予測できないことや変化に対する不安を持ちやすいため、予定はなるべく前もって伝えてください。その際に、言葉だけではなく、文字や絵などを添えて伝えるようにすると、より効果があります。

 

 JIS:201023 やめて

いじめから守りましょう

特異な行動から、いじめの対象になることが少なくありません。彼らは独りで立ち向かって解決することはもちろんのこと、人に助けを求めることも苦手としています。そのため、理解者が本人に代わって断ったり、解
決に導いたりするような支援が欠かせません。

 

 JIS:201011 がっかり

できるだけポジティブに

否定的な言動に敏感であるとともに、固執しやすい特性も有しているため、なるべく悪い印象を与えないように配慮してください。また、自分が他の人のように振る舞えなかったり、周囲と違うことに気がついて自信を失ったりもしやすいので、本人の良い面を伝えたり、褒めるように接してください。

 

全面対決はさけましょう

困った行動をとっても感情的に注意しないで、穏やかな態度で理論的に解決の方法を提案するようにしてください。また、全面的に抑制するのではなく、何らかの逃げ道を残すような配慮を行うようにしてください。

 

 JIS:203028 休む

 

ゆったりと待つ姿勢

困った行動は、少しずつ改善できるように協力しましょう。時には、此方が待つ姿勢を持つことも大切です。また、無理なこと、嫌がっていることは強制しないでください。ゆっくりで構いませんから、出来ることから、少しずつ伸ばしていくような長い目を持って接してください。

 

 JIS:201007 つまらない

 

自分だけ指示されるのはいやがります

彼らは公平な見方を望むため、個別的な指示よりも掲示物などを使って「提示されているルールは、家族やクラス、学校などの全員に求められているのだ」と認識してもらう方が効果的です。

 

こだわりや興味・関心事は何かに生かす方向で

こだわりや興味・関心の変更を強制しようとしてもなかなかうまくいきません。むしろ、そのこだわりや興味・関心を社会的に認められやすい方向で活かせるように工夫しながら接してください。